フリル(巻毛)カナリア
 
巻毛カナリア/Japanese Frill(Makige)
日本スタイルカナリア会によれば。明治29年(1896年)の飼鳥会(品評会)
に初めてフリルカナリアが出品されたそうで、それが日本で交配を重ね、
巻毛カナリアとして確立したそうです。
1987年になってようやく世界鳥類連盟(C.O.M)に新品種として認められました。
 
 
巻毛には2系統あります。
①関東(東京巻毛)
直立したスタイル
②関西(大阪巻毛)
やや前傾したスタイル
 ※巻毛カナリアの審査基準は横から見た姿勢が、三日月形になっているのが理想とされている。首が前に出て見えるのはその為
Tokyo Frillについて
体長:約14cm
特徴:関東巻毛カナリアとも呼ばれ直立した姿勢と羽毛の巻き具合の両方について審査基準があります。
背筋を伸ばし、止まり木に垂直に直立し、首を水平に出し、足の関節をまっすぐに伸ばしていること、
羽毛が左右バランスの良い巻きであることなど、品評会で入賞するには厳しい基準が設けられています。
 
普段は庭箱に飼い、鑑賞時は『大和籠』(大名籠ともいう)竹製の化粧籠に移すという扱われ方があるそうです。
 
この時、庭箱から大和籠に鳥自身が移動するよう訓練することを、『籠出し』といい、品評会には欠かせない訓練だそうです。
好物の青菜やエゴマでおびき出すように訓練します。
ベテランさんの所有する鳥は訓練が仕上がり、尚且つ信頼関係も強化されており、手乗りかと思うほどよく慣れた鳥だとか。
そして、落着きもあり、実に上品だそうです。憧れますね。
 
体型ゆえ、どうしても排泄物は止まり木に…というのはいたしかたなく、止まり木の掃除が欠かせません。
交配する場合は、庭箱で淡黄と極黄色を掛け合わせること。
発情飼料にはエゴマやエンバクが有効です。
 
淡黄&極黄について
淡黄あいき(Buff)淡い色…有覆輪のことです。
極黄ごっき(Yellow)濃い色…無覆輪のことです。
 ※細カナリア以外のスタイルカナリアに適用…赤でも白でもこの呼び方です。
 
現在の巻毛カナリアには、赤や白などの色変わりも存在します。
関東と関西とでは鑑賞の基準も異なりますが、
直立した関東巻毛はより優雅に見えること、
自然な姿勢の大阪巻毛は親しみやすいことなど、個々に魅力はあります。
いずれも純血腫であり、繁殖はやや困難です。
挑戦したい場合、専門のクラブに入会し、コツを伝授してもらいつつ血統管理をするべきです。
一般的には繁殖をというよりは、鑑賞を目的とした品種です。
 

 
    
Tokyo frill
  
 
Member. Evaさん
 
種類 Tokyo Frill/淡黄?
名前 Eva/エヴァさん
性別 不明
年齢 約2歳半 2015年12月3日現在(2015年8月入手)
好物 とにかく青菜が大好き
 
カラーカナリアのみに留めるハズでした。筈でしたが、カナリアの飼育本を眺めていると
やはり実物を見たくなるものです。
ご縁があり、福岡からカノコスズメと一緒にやってきたペアです。
巻毛さんは憧れのカナリアですがショップなどにも滅多におらず、なかなか実物を拝めない種でしたし
もちろん、迎え入れたのもこのペアが初めてだったのですが。
 
基準を知らず、こういう感じなのかな?と思っていました。
それにしてもやけにこの2羽は、あまり動かず、しかもはじめての直立不動な感じは
眺めていてもやけに落ち着かず、なんだか不憫だなあ…
とさえ思ってしまうようないたたまれない氣分でした。
しかも、1羽はやけに元気がないし…心配ですぐに病院へ連れて行き、お迎え検診を受けました。
 
調べていただいたところ、特に異常もなく原因は不明ですが、少し痩せ気味ですね…とのことでした。
数回、検査して元気がないのが何かが原因なのか、それとももともとこういう子なのか、
調べていきましょう…というような趣旨になっていました。
その後も数回、検診に通い、念のため抗生物質なるものを服用していたのですが
その甲斐もなく、原因はわからないまま1羽は逝ってしまいました。いろいろ思うところはありますが…。
‥‥気を取り直し、もう1羽の子をケアしていきます。
 
ひとりぼっちになり、この子まで元気なくなってしまうかな?と心配していましたが
特に変わった様子もなく、すくっと直立したやや猫背なこの子はEvaさんという名前になりました。
 
囀る様子もなく、あんまり陽気なタイプではなさそうですが、食欲旺盛です。
そして、ぴょんぴょんとよくホッピングしながら籠の中を移動していますが、
足がぴーんって張っていて、しかも背筋もぴーっんってしているので、ご飯食べにくそう…
なので、ケージ備え付けのご飯入れ以外に、床にも上げ底の餌入れを設置しました。
少しでも楽に食べられるように…食べやすくなったようです。よく食べます。そして青菜も大好きです
女の子でしょうか?それとも巻毛はオスでもそんなに鳴かない?
淡い黄色の羽先に白いグラデーションの入ったこの感じは『淡黄』で良いのでしょうか?
 
‥‥だめだ。1羽だけでは比べようもない。
オスでもメスでもいいので、もう少しこの鳥のことを知りたい。もう1羽欲しい。
 
Osaka-frill

Member.  Leonくん
 
種類Osaka Frill/極黄?
名前Leonくん
性別
年齢約6ヶ月(2015年12月3日 現在)※福島県産
好物青菜・エゴマ
  
本当は、Evaさんの性別が判らないので、ペアを新たに入手しようとも思ったのですが、
巻毛の繁殖はするつもりはないのでオスだということも、今年産まれだということも
はっきり判っていたのでキットウさんからお譲りいただきました。
赤カナリアの赤城くんとレモンペアも同時に入手です。
 
やってきたこの巻毛さんは、先の東京巻毛と違い、なるほどやや前傾の姿勢です。
そして動きやすいからか、evaさんよりもはるかにフットワークが軽快です。
初日から、明らかに元気な様子が伺えました。
 
東京巻毛は美しいけど、そしてその姿を晒してくれるのはありがたいのだけど、鳥さん的には
どうなのだろう?…とうっすら思いもしましたが、その姿形に惹かれて入手したのも
紛れもない事実ですので、きちんと管理し、生涯大切にしていこうと思います。
 
ところで、色合いのことですが、東京巻毛と比べて少し色の濃い黄色なので極黄としましたが
どうなんだろう?淡黄になるのだろうか?
いまひとつ判らない…これははっきり『極黄』と明記された巻毛さんをどこかでみつけたら
また入手してしまうかもしれませんね(^^;)
 
2羽は現在、同じ籠で同居をはじめていますが喧嘩をするでもなく、
かといってすごく仲良しというわけでもなく…お互いにあまり関心がない様子です。
でも、大阪くんの方はさすがは男の子、早くも綺麗なさえずりを始めました。
それを聴いていても特にうんともすんとも言わないevaさんは、
やはり女の子なのかな…股間のでっぱりもないようですしね。
 
そのうち、仲良くなってくれるといいな、と思います。
 
 
まだまだ新参者のカナリア道ですが、日々のお世話とともにしっかり観察をしていきます。
 

 
 
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東京巻毛
 
         大阪巻毛

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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