ヨツユビハリネズミ/Atelerix albiventris/Four-toed hedgehog
  ハリネズミ亜科:アフリカハリネズミ属   頭胴長:140~210mm   尾長:11~19mm
  体重:200~300g※飼育下では500~900g
  原産地:セネガルから中央アフリカ、エチオピア   住環境:低木の茂みやサバンナの草原  寿命:4~6年
 飼料:専用フード、子猫用フード、茹でた卵黄、鶏のささみ、ミルワーム、極少量のバナナやりんごなど
 ※本来、柔らかいものを好むため、ペレットなどはふやかして与えた方が好ましい
 

            ピグミーヘッジホッグとも呼ばれている。アルジェリアハリネズミとの交雑種ともいわれ、
                                                                                                特定外来生物ではないので飼育の規制は無い
 
 カラーバリエーションについて:ヨツユビハリネズミには多くのカラーがある。
『スタンダード系』
ソルト&ペッパー針は白く黒いバンドがあり。白一色の針は5%未満。皮膚は真っ黒、
下腹部の黒い斑が広範囲にある。腹部の体毛は白く顔の被毛も白だが黒いマスクがある。鼻も目も黒。
グレー針は白く黒いバンドの外側に狭い錆茶色がある。
皮膚はグレーで下腹部にいくらかの斑がある。マスクは黒。鼻、目、ともに黒。
チョコレート針は白く焦げ茶色のバンドがある。
皮膚は明るいグレーで下腹部は薄い斑がある場合あり。
マスクはとても明るい茶色。鼻は濃い茶褐色、目は黒。
ブラウン針は白く明るいオークブラウンのバンドがある。白一色の針は5%未満。
皮膚はグレーっぽいピンク。下腹部に斑は無い、薄いマスクは許容範囲。鼻はチョコレート色、
目は黒く外縁に水色のリングあり。※ヒロシはこれかな?
シナモン針は白く明るいシナモンブラウンのバンドあり。白一色の針は5%未満。
皮膚はピンク。腹部の被毛は白くマスクなし。鼻は茶褐色で目は黒い。※それともヒロシはこれかな?
シニコット針は白く、50%はシナモンで残りは淡いオレンジベージュ。皮膚はピンク。
下腹部には斑は無い。マスクも無い。鼻はピンクで茶褐色の斑点あり。
目はブラックアイドシニコットは黒いがルビーアイドシニコットは濃いルビー色。
シャンパン針は白く75%がオレンジがかった茶灰色で残りはシナモン。
皮膚はピンクで下腹部に班は無く白い。マスクなし。鼻はピンクで外側は茶褐色。目は赤い。
アプリコット針は白く、淡いオレンジ色のバンドあり。皮膚はピンク。腹部の被毛は白。マスクなし。
鼻はピンクで目はルビー色。
 
『スノーフレーク系』※バンドのある針とない針を同じくらい持つタイプ
シルバー 針は白く、黒いバンド。針の30~50%は白一色。皮膚は真っ黒、
下腹部の黒い斑が広範囲にある。腹部の被毛は白。顔の被毛も白いが黒いマスクあり。鼻も目も黒。
チョコレートチップ 針は白く、チョコレート色のバンドあり。針の30~70%は白一色。
皮膚はグレーで脇腹はピンク。下腹部に班はない。マスクは明るい茶色。鼻はチョコレート色で目は黒い。
 
『ホワイト系』※ほぼ白一色でわずかなバンドのある針は主に額の周囲に存在するタイプ。
プラチナ 針は白く、ライトグレーのバンドあり。針の95~97%は白一色。
皮膚は真っ黒、下腹部の黒い班が広範囲。マスクは黒。鼻も目も黒。
チャコールホワイト針は白く黒いバンドの外側に錆茶色あり。針の95~97%は白一色。
皮膚はグレー。下腹部に少量の班あり。鼻も目も黒。
 
『その他』
アルビノ 針は白く、バンドはなし。皮膚はピンク。被毛は白い。
マスクなし。鼻はピンクで目は赤い。
ピント パイドと呼ばれる。カラーの名称ではなく、カラーパターンのこと。
白い針によって白い斑模様があらわれるもので、どのカラーに対しても可能性がある。
  

 
 針の状態から精神状態を把握する
針を寝かせている落ち着いている時。背中をそっと撫でてあげましょう
頭部の針を立てる不安や恐怖を感じています。警戒レベルでいうと
                                  頭部のみなら低いと言えるでしょう。
                                  ただ、頭突きのように前傾に突起するので痛いです。
全身の針を立てる警戒レベル高めです。
            全身の筋肉を駆使し体周りの針を四方八方に突起させます。
            こうして自分の身を守るのです。
完全にまん丸針を突起させた状態で、さらに全身に力を入れて丸まり、
                           完全防御体制です。警戒レベル最大です。なにやら怒っています。
                           シュッ、シュッと音を立てたりします。
                           これをあまりにも頻繁にやられると飼主は凹みます。
  
特徴:野生下では繁殖期以外、単独生活を送る。夜行性で夕方や夜明け前にも活動するが、最も活発なのは21時〜0時、次いで3時頃らしい。主に捕食作業のための活動なので、環境が許されるなら広いスペースに狩猟する虫などを用意してあげたいが現実的ではないので、コオロギやミルワームなど時には生きた虫を与えたい。
 
暑さにも寒さにも弱いので適した環境作りは案外難しい。
特に17℃以下の低温期が続くと冬眠体制に入り
(正確にはこの種は冬眠はしないとされているが冬眠しているのかと思えるほど動きが鈍くなる状態)
この時に温度管理を失敗すると命を落としかねない。
また暑過ぎても夏眠という行為に陥ることもあるので、
温度管理には気を配り20℃〜25℃前後をキープしたい。
なかなかわがままに感じるが人間が快適に感じる気温や湿度を安定させておけば良いと思う。
 
 謎な行動として『唾液塗り』がある。最初にこの行為に
なんの基礎知識もないまま出くわすと
なにかに取り憑かれたか悪い病気か!?とびっくりするが、
ハリネズミは知らないものの、においにとても敏感で
初めて遭遇するにおいにより、それを舐めたり齧ったりし、
口の中の泡状の唾液と混ぜて、
長い舌を使って背中や脇腹の針に塗りつける。
不自然な格好で体を拗らせて執拗に塗りたくる様はとても奇妙。
しかし、異常な行為ではなくハリネズミには意味のある行為と思われる。
 
自分のにおいを隠すため、周囲のにおいと自分を同化。
ハリネズミには毒性のあるものに耐性がある。毒性のあるものと唾液を混ぜ、
それを体に塗りつけ天敵や害虫から身を守っているのかもしれない。
繁殖相手を引き寄せるためかも。
冷やしてるのかも。
グルーミングのため…よけい汚してる気もするのですが…。
 
などなど諸説あり、本当のところの理由はまだわかっていないのかもしれません。
  

                    ※丸まったヒロシ。イガグリかウニにしか見えません
種類ヨツユビハリネズミ/ブラウン
名前ヒロシです
性別
年齢約2歳3ヶ月(2013年11月 入手)
好物鶏のささみの茹でたもの・ネコのカリカリ
 
 ヒロシを迎えたのは2013年の秋でした。娘がハリネズミを欲しがり、
話を聞いているうちにその気になり…といった経緯です。
鳥だけしか手を出さないつもりでいましたが、夜行性ということと、
不思議な生物ということで是非一度、一緒に暮らしてみたいと思いました。
都内の某ショップに問合せして、巣立ったばかりのハリーくんがいるとのことで、迎えに行きました。
最初から針全開で、懐いてくれそうもない感じでしたが
顔も可愛らしくて連れ帰りました。
そのあとは何冊か揃えたハリネズミの飼育本を読んで、現在に至ります。
ヒロシはマイペースであまり活発なタイプではないかもしれませんが、
2年前のお迎え時期よりは確実に環境に馴染んではくれている気がします。
いまだにシュッシュッと威嚇はされますが、手からご飯食べてくれたりも
放置しておくと近づいてきて鼻先で触れてくれたりとか…
まあ、懐っこいとは
言えないレベルなのですがそれなりに馴染んでくれています。
なんだか、ストレスを与えたくないので、あまり構ってませんが深夜になると
ひょっこり出てきて、常備の『ハリネズミフード』だけで、大好きなネコのカリカリ
(※ヒロシ、あんまり好きじゃないみたいで仕方なく食べてやってる感じです)
がなかったりすると『シュッ!シュッ!』と鼻を鳴らせしてご立腹だったりします。
 
昨年の冬ですが、油断して保温をしないでいたら、気づくと寝ぐらの中から出てきている
ヒロシをしばらく見ていないことに気づき…。
心配になり中を覗くと眠ったまま微動だにしないので…慌てました。
ヨツユビハリネズミは冬眠はしないということでしたが、
あまりにも寒かったのでしょう、冬眠しているような状態になってしまっているのかも、
と急いでパネルヒーターで
底面を温めて様子をみました。
その日の夜に、大好きなネコのカリカリとハリネズミフードと鶏のささみを用意して、
ヒロシが出てくるのを待っていましたら、深夜、よろよろと出てきたヒロシは、
まずは水を飲んでからご飯を食べだしてくれました。
すごく痩せてしまっていて元に戻るまでに少し時間がかかりました。
 
詳細はわかりませんが、おそらく本当に冬眠に入っちゃう時ってこんな感じかと思うんです。
すごく反省しました。
おとなしくてあまり主張しない命は、本当に日々のケアを怠ると
あっという間に逝ってしまうのだと思います。
反省し、ヒロシのケージはいつも目に入るリビングに移動しています。
今年の冬も寒いけど、毎晩会って、きちんと健康を管理しなくては。
どうか、来年の冬も一緒にいてくださいね。


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