文鳥/Java Sparrow
 Lonchura oryzivora/カエデチョウ科キンパラ亜科キンパラ属ブンチョウ亜属
 Padda orizivoraブンチョウ属とした場合(現在はキンパラ属に分類)/原産国:インドネシア(ジャワ・バリ)

 
 

 特徴
カエデチョウ科のフィンチとしては最大級の大きさ。攻撃的なので狭いカゴでの多数飼育、雑居は向かない。江戸時代初期にはすでに輸入され繁殖も盛んになりフィンチとして最も古い歴史をもつ飼い鳥。日本の気候にも馴染みとても飼いやすい。手乗り文鳥としても高い人気は現代でも健在。

 寿命:8年     全長:14cm

 雄雌の区別:雄雌同形、雄はさえずる
 食性:種子食、青米も好む

 カラー種類
ノーマル・サクラ・白・シルバー・シナモン・クリーム
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文豪と文鳥
夏目漱石のお弟子さんである内田百間氏は大の愛鳥家でした。ある日、漱石によく懐いた文鳥を見せると約束し、可愛がっている手乗りの文鳥を指にとまらせその指を袂に入れたまま30分ほど歩いて漱石の家に行きます。漱石の家には錚々たるお弟子たちが集まっていました。百間が文鳥を袂から出し座敷で自由に遊ばせると、一同目を見張ったと百間は書いています。尊敬する師と先輩を感心させ、百間もさぞかし鼻が高かったことでしょう。後に漱石も、百間から譲り受けた文鳥を飼うのですが百間ほど上手には
飼育できなかったようです。『文鳥』という短編に書かれています。
 
  Member. Buncho's

Member.       Sakura

 
種類文鳥/ノーマル
名前サクラ
性別
年齢 約5歳7ヶ月(2015年4月現在)
好物小松菜 
  ブログ掲載
 
初めてのフィンチ…文鳥との出会いです。
この頃はインコを既に飼育していてさほどフィンチに興味はなかったのですが
こんな言い方すると命に対して失礼ですけど正直、『衝動的』なお迎えでした。
横浜の某ペットショップに彼女は居ました。
文鳥の雛の差し餌は経験がなく、自信もなかったので差し餌が終了していた中雛の
状態であったため連れて帰りました。
差し餌が終わっていない小さな雛だったらもしかすると迎え入れては
いなかったかもしれません。
 
なんせインコよりもさらに小さい命、しっかり育て上げる自信がありませんでしたから。そんなサクラさん、帰宅後、きっと手を怖がるだろうと恐る恐る箱から覗くと
案の定、少し怯えた状態ではありましたがバタバタ飛び回るでもなくすんなり指に
とまってくれました。しばらくじーっと観察してますと、フィンチ特有の羽をパタパタ交差させるしぐさを始めました。インコはこの行動はしないのでとても新鮮でした。
『…‥か、可愛い‥‥。』お互いに初対面でしたので無言のひとときでしたが思ったよりもしっかりしていて落ち着いた印象を持ちました。
文鳥、ハマるかも‥‥的な予感はもうひしひしとしておりました。
 
こんな薄いグレーの野鳥フォルムの色合いがパッキリ文鳥ツートンカラーに変身するのかと、本気で店員さん間違えてるんじゃないかと疑ってしまうほど『地味』な鳥ですね、文鳥の雛って。
 
だからなおさら、みにくいアヒルの子的な変身劇を楽しみに、この後の彼女との生活がスタートしたわけです…あ、まだ男の子か女の子かは解ってはいませんでしたが。
 
名前は『サクラ』です。
桜文鳥として販売されていたからです。
すかり成長した現在はパッキリ文鳥カラーです。いわゆる『ノーマル』と分類される原種さんだと思います。
 
サクラは卵を産むので数ヶ月後に女の子だと判明しました。
後に迎えた『シロ』を慕っているのですが相手にされずチャコを目の敵にしています。
すっかりトウのたったヒステリックお局文鳥となっています。後に生まれたシロとチャコの子孫にも男の子はいるんですが、誰からも愛されず…現在もひとりです。
不憫です。お婿さん、探さず‥‥すまん。
 

 
Member.     Gin
 
 
種類シルバー文鳥
名前ギン
性別
年齢約5歳(2015年4月現在)※2015年9月下旬 永眠
好物 青米
 
ブログ掲載
 
シルバー文鳥のギンさんです。
名前は例のごとく安易ですがサクラの落ち着きっぷりに気を良くした飼い主はサクラにお婿さんを…と思い白い文鳥を探しに行きました。
横浜の某ホームセンター内のペットショップにこの子は居ました。
シーズンを少し過ぎていたせいか差し餌雛はおらず完全一人餌になったシルバー文鳥の中雛が1980円という破格で叩き売られようとしていました。
白い文鳥を探していましたがシルバー文鳥を入手できるとは思っていなかったので
嬉々として迎え入れました。ちょっと肉付きが悪くて心配だな…とも思いましたが
怯える様子のない子なので環境に慣れると問題なくすぐにご飯も食べてくれました。
ギンさんは本当に性格の穏やかな当たり障りのないお方…といった印象でした。
サクラほどのふてぶてしさもなく人間であれば誰とでも仲良くやっていけそうな
タイプと見受けました。
サクラとうまくいくといいな、と。そして1年後には可愛いヒナが産まれるといいな、という期待も湧いてきたものです。
しかし、同時に放鳥しても無関心、若しくはサクラがギンさんを虐めるので望み薄かな…とあきらめかけていた矢先、さらに2羽ほぼ同時期に卵を‥‥‥。
2羽とも♀でした。
今でもこの2羽は個別にワンルーム暮らしですがシロをめぐり不毛な戦いを続けています。…お婿さんあてがわず、ほんと、すまん。
 
 
※2015年の9月下旬、ギンさん穏やかに逝ってしまいました。詳細は追悼のページに掲載しました。

 
Member.   Shiro&Chaco
 
種類 白文鳥・シナモン文鳥
名前  シロ・チャコ
性別  ♂・♀
年齢  ともに約5歳(2015年4月現在)
好物  青米、小松菜、パンくず
  ブログ掲載1、2

サクラとギンを迎えてから暫くしてだいぶ、
文鳥さんにも慣れてきていたのもありますがそうなってくると
やはり1度はヒナを育ててみたいという欲求がふつふつと湧き上がりました。
サクラとギンでペアリングは失敗し、また1羽ずつ迎えたら雄雌で連れてこれるかは
至難の技であることはもちろんながら相性が悪かったりで結局1羽ずつ
別居になるパターンは避けたかったのでせめて小さな頃から仲良しさんを
2羽まとめて連れてこようと決めました。
そして差し餌がまだ2〜3日必要だというヒナをたくさんいた中から
2羽選び迎えたのがシロとチャコでした。
横浜の某ペットショップです。
なんとなく雄と雌のような気がしていましたし。
2羽はずっと寄り添っていて見るからに仲が良さそうでした。

期待を裏切らず、この2羽は無事に可愛い雛を誕生させてくれました。
現在(2015年4月)も抱卵中です。
3年ブランクあるし高齢出産でもあるので少し心配ですが無事に生まれてくれることを
祈っています。この2羽は本当に仲が良いので見ていてとても癒やされます。
こんな飼い主のことも信頼してくれている感じがとてもするので本当に『子孫を残す』ことの喜びを教えてくれた2羽です。


Member.
 
     shiro&haco’s Children
 
 
 
 























種類白文鳥、桜文鳥
名前シロとチャコの子供たち
性別雄2、雌1
年齢 約3歳(2015年4月現在)
好物 青米、小松菜
 
 ブログ掲載123456
 この子たちはシロとチャコが誕生させてくれた記念すべき待望の初雛たちです。
飼い主も初の壺巣事情だったので気が気じゃありませんでした。
(詳細は上記からブログで確認いただけます。)
全部で6羽孵り、10日前後で親鳥から離し差し餌を開始しました。
フィンチの雛は初めてでとても心配しましたが、食欲旺盛で『育ての親』という
育雛道具で餌をあげたのですがなにも悩む必要の無いほど、ガンガン食べてくれました。快感を覚えるくらいです。すっかり文鳥の力強さに魅了されました。
仕事場へも保温環境万全にして連れて行き、ある時は車の中で給餌した日も。
職場が鎌倉の事務所の日もあったので鎌倉まで一緒に行き、事務所で給餌した日もありました。また、主人の都合で伊勢神宮へ行く用事があり車で一緒に三重県まで出張し、
道中、サービスエリアで数時間おきに給餌。旅館に宿泊同伴なんてこともあり、旅館でも無事に給餌しました。こんな状態でしたので可愛さもひとしおです。
結構、赤ちゃんの時からハードでしたが1羽も落とすことなく
元気に育ってくれました。
3羽は里親さんのところへ行きましたが、残った3羽は現在も毎日元気に過ごしてくれています。この子たちの誰かがサクラとギンさんを嫁にもらってくれたら一番なのですが‥‥おばさん化した2羽のことには興味が湧かず…むしろ避けています。
…上手くいかなものです。どうも飼い主はペアリングのタイミングが下手らしいです。
かわいそうにやもめの鳥さんがどんどん増えてしまう…。反省。
 
  Buncho's GALLERY
 
 


   
  sakuraのスライド
  ↓ 
Sakura

サクラははじめて飼い主にフィンチを飼う魅力を教えてくれた文鳥です。
まあ、性格に難ありで文鳥界ではモテない女の子ですが、気が強くヒステリックでも
健康で丈夫でたくましいこの子が第一号で本当に良かったと思います。
手のひらに潜り込み、卵を産んでくれてしまうほど、飼い主には心を許してくれています。そんなこの子が愛おしいです。
ギンと同様、水浴びは大好きでケージの上から霧吹きで噴霧してあげるのがお気に入りです。もう5年も一緒にいてくれています。どうか長生きしてくださいね。
 
文鳥の中では一番の古い付き合いになりますがやはりなんだか含蓄が出てきています。
文鳥は年数が経過するごとに性格や飼い主への対応の仕方が変化するとはよく聞きますがサクラも例外ではありません。毎年違った表情を見せてくれます。甘ったれな面、凶暴な面、だけどいつもそばにいる…なんだか一線は保ちつつ信頼してくれているのがわかる感じが心地よいのです。ちょっと捻くれていていじめっ子な性格は変わりませんが最近のサクラは少し穏やかになったみたいです。…ちょっと更年期な感じの時もありますが。なんだか人間臭い鳥なのです。文鳥って。


 


                  Ginのスライド
         ↓
                           Gin
 
サクラよりは性格が温和で優しいのでシロとチャコの子供達と
もしかしたらうまくカップリング出来たかもしれません。
実は一度だけ彼らのケージにギンさんを入れて様子を見たことがあります。
しかし、長期間の一人暮らしの子がいきなり雑居はきっと
ものすごいストレスだろうと思いまして…
実際に逃げ回りカゴの網に張り付きっぱなしでしたので。
なんだか気の毒になり数時間で元のカゴへ戻しました。
箱入りならず、飼い主がただ単に過保護すぎるのかもしれません。
でも、毎日サクラと気ままに部屋中散策している姿をみたり、
5年間大きな病気もなく元気に過ごしてくれているところを見ると、
このままでもいいのかな…なんてぼんやり思ったりもします。
ギンさんは水浴び大好きですが自分で浴びるのが苦手です。
カゴ上からスプレー噴霧はギンさんがきっかけでした。
今朝もサクラの隣で霧吹きスプレー、気持ちよさそうに浴びました。
今後もよろしくね。どうぞ長生きしてくださいね。
 
ギンさんは手がかからず、本当に飼いやすい文鳥です。
文鳥も個々に性格がみな異なり、キャラがかぶる子が我が家にはまだいません。
フィンチなんてみんなきっと同じ…以前はそう思っていましたが
そうではないんだと文鳥を飼い始めて知りました。
 
旦那さんがいたらまた違う一面が観れたかな…?そう思うとサクラにしても
ギンさんにしてもちょっともったいない気がします。
 
なんせ、ギンさん相当美しいシルバー文鳥さんです。


 
 
 
             Shiro&Chacoのスライド
           ↓
          Shiro&Chaco
シロとチャコです。飼い主に雛の育雛という貴重な体験をさせてくれた文鳥夫婦です。
喧嘩もほとんどせずに素晴らしい夫婦愛と健気な子育てを見せてくれました。
それまで雌2羽の単独飼いでしたので鳥の夫婦のあり方は知りませんでした。
なのでちょっとこの姿は感動的でした。
お父さんとお母さんで協力し合いながら巣作りから抱卵、育雛まで本当に一生懸命してくれて…鳥は愛情深いのだと(本能的に子育てしているとしても)育雛姿が愛情深く見えるのですよね、とても。無感情に行っているとはとても見えないのです。
抱卵中の雌に雄が餌をあげるしぐさとか、いたわりに行ってる感じとか…ほんと見ていてとても癒やされます。年齢的に今季で最後の繁殖になるかもしれませんが
たくさんの喜びを運んできてくれてありがとう。
 今後もずっとお世話するのでどうか、長生きしてくださいね。

 
           
 
            Shiro&Chaco's Childrenのスライド
          ↓
           S&C children
 
 この子たちは初めての我が家で生まれた雛達でしたから思い入れも
感慨深さもひとしおです。本当にはじめて見た時はこんなに小さなものが
はたしてちゃんと育つのだろうか?と思いました。
もしも無責任に親から取り上げて死なせてしまったりしたらどうしよう…
そんな不安が大きかったのですがやはりこれからも鳥を飼い続けたいのなら
出来るようにしなければいけないという気持ちの方が勝り、着手しました。
結果が良かったので幸運でしたが今後もあの時の緊張感を忘れずにいたいと思います。
大切な命を預かるわけですから。
 
はじめての雛の育雛をするならば文鳥は良いと思います。
生命力の強さが半端ないと感じました。
古くから日本人の文化に浸透してきたわけが解った気がします。
文鳥は日本という国と日本人にとって
相性がとてもよい鳥さんだなあってつくづく思うのです。