~Bird member~カナリア編〜
 
❶各鳥種の名称、その鳥の持つ特徴、食性などを掲載しております。
❷当飼養所のメンバーの名前や年齢、日々の様子などご紹介です。
❸各メンバーの画像をスライドで表示します。
 
←各項目はこちらから
 
 
    飼い鳥の原点『カナリア』の魅力
  
 カナリアの魅力は実に多彩です。
日本独自の品種である巻毛カナリアや細カナリア、

カラフルな赤カナリアやその仲間、イギリス生まれのノリッジファンシーやヨークシャーファンシー、
さらには歌の上手なローラーカナリアまで、
カナリアには飼主のわがままに応えてくれる品種がずらりと揃っています。 
そして、どの品種も、500年前に人々の心をひきつけたさえずりの魔力で、
今もなお私たちを虜にします。
可憐で生命力に溢れ、リビングの鳥かごで楽しそうに暮らすカナリアは、
その魅力で飼う人の心を穏やかにし、毎日の生活を豊かにしてくれるのです。
※こちらの章における内容解説等は
誠文堂新光社『ザ・カナリア』より引用させていただいています。

カナリア/Canary/Serius canaria

Serius canaria:スズメ目アトリ科ヒワ亜科カナリア属
 
世界中で飼われ、大変気品のある鳥。現在のカナリアは
野生の原種から改良された完全な飼鳥で、飼養管理は容易とされる。
15世紀にスペインで野生のカナリアを繁殖させ飼鳥化が始まり
各国へオスだけが輸出された.これは繁殖を独占し外貨獲得するためだったとされている。
その後、メスが輸出されるとイタリアがカナリア飼養の中心地となり世界中に広まった。
日本では18世紀後半、江戸時代に繁殖が始まった。
カナリアは主に
①囀り(ローラーカナリアなど)②色彩(カラーカナリア、赤や黄色など)
③型(猫背、直立、巻毛など)の3通りに改良されてきた。
 
長い飼鳥歴史で丈夫になっており単に飼養するだけなら市販の籠や器具で安易に飼うことはできるが
品種によっては食事や生活用品の内容に変化を与えたほうが良い場合もある。
 
通常は囀りを楽しむならオスの1羽飼が基本だが繁殖を試みるならば同じ種のペアで飼育すると良い。
品種が異なると運動能力の差など(巻毛や大型品種は動きが鈍い)に気をつけないと小型のすばしっこい品種に好物を横取りされ栄養不足になったりする。
 
原産地:アフリカ沖大西洋のアゾレス、マデイラ、カナリア諸島(現在飼養されているカナリアはすべて飼鳥化されたもの)
住環境:飼鳥化により人工環境に適応しているが極端な暑さ、寒さは避ける。
体長:12~23cm(品種により異なる)
飼料:カナリア用配合(稗、泡、キビに菜種、エゴマ、カナリーシード、ニガーシード、など)青菜、ボレー粉
性別:オスは囀り、肛門が突き出ている。
住居:繁殖の場合は庭箱が好ましい。
  
繁殖について
早春からオスは盛んに囀り出し、メスも発情すると営巣行動を起こします。
ペアを庭箱に入れ、皿巣と巣材を与えます。
発情飼料としてエッグフードを与え青菜も毎日与えます。
営巣は数日で完了し、交尾、産卵へと続きます。
5卵産み、13日間メスのみが抱卵し、孵化・巣立ちまでは23日くらいです。
オスは雛への給餌は積極的です。孵化後、15日くらいの雛は1度巣から出てしまうと
戻れず命を落とすことがあります。夕方によく観察し落ちていたら戻しましょう。
雛に足環を入れる場合は孵化後、7~10日目です。
梅雨頃までに3回程度繁殖したら中止します。夏まで続ける鳥もいますが体力が落ちているため
やめさせるべきですし良い結果が得られないことが多いでしょう。
交配については有覆輪(淡黄)と無覆輪(極黄)にします。
1枚1枚の羽毛のフチが白くなり、全身の色彩が淡く見えるのが有覆輪です。
無覆輪にはこの白い縁取りがなく色彩が鮮明です。


 子供の頃、祖母が飼っていて幼い自分は毎日眺めていました。
綺麗な声で囀っていたので雄だったのだと思います。
手乗りではなかったので触りたい衝動に駆られていたのを覚えています。
そんなポピュラーではあったカナリアが今ではあまり見かけなくなり‥
今ならば雛をとって手乗りのカナリアを育てることができるのではないか…ということで
ペアを入手し繁殖に挑戦中なのですが…難しいです。
カナリアはやはり一筋縄にはいかない鳥で、経験を積まないと繁殖など容易いことではないのですね。
市場にカナリアの雛が出回らないわけもわかった気がします。
遺伝のことや掛け合わせるにもきちんと勉強をしなければ先人の培った
カナリア界の血統を汚してしまう…とか、ちょっと敷居の高い鳥さんなのだということも実感中です。
カナリアに関しても師匠と呼ぶべき先輩ブリーダー様がいらっしゃるので、
今後もご教授賜ろうと思います。
 
 
       
  
 
 
 
  
  
 
 
        
 
  その他の仲間はこちら